CakePHPにはテーブルから始まって、モデル、コントローラー、ビューに至るまで命名規約があります。最初はなんだか縛りが多くてめんどくさいですが、逆にきちんと名前をつけてやることでCakePHPのいろいろな場面で自動認識してくれて、こんなに便利なのか~ということを後々体験することになります。
まずはデータベースのテーブル名、ここから始まります。
「lend_books」とします。ここに既に縛りがあり英語での「複数形」にしなければなりません。
モデル名
LendBook
モデルのファイル名
lend_book.php
コントローラー名
LendBooks
コントローラーのクラス名
LendBooksController
コントローラーのファイル名
lend_books_controller.php
ビューフォルダ名
lend_books
ビューのファイル名
lend_book.php
という形になります。
なかなか慣れるまでに苦労するかもしれませんね。
CakePHPにBakeというウィザード形式でテーブル名を基準にそれぞれのフォルダ、ファイルを自動生成する機能もあるのですが、逆になんでそうなっているのかを理解してからでないと変えてはいけないフォルダ名、ファイル名を変更してしまって思うように動かず泥沼へ・・・ということにもなりかねないのでまずは自分でフォルダを作って、ファイルを作って・・・と段階を踏んだ方が構造を変更する際にも役に立つことでしょう。
この記事を作成するときにたまたまとてもいいツールサイトが見つかったので
それも紹介します。
「CakePHP 規約ワードメーカー WordMaker for CakePHP Conventions」
キーワードを入力するとそれぞれどういう名前をつければいいのか?を一覧表示してくれます。これは便利ですね^^b。