ネットワークの初期設定

極力うんちくは避けて通りたいのですが、ここはネットワークの初期設定をきちんと説明しないと先々で、なに言ってんだ?こいつ??状態におちいってしまうので簡単にやっつけますのでしばしお付き合いください。

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構成例を説明します。今後はこの構成例に従って説明していきますので、ご自分の環境に読み替えて作業を進めてください。

通常パソコン1台を使用している場合はモデム→ルーター→パソコンとなると思いますが、そこへ今回設置する自宅サーバーを追加する際、ローカルIPアドレスを割り当てます。人でいう名前、住宅でいう住所、今は死語となってしまったDOS/VパソコンでいうIRQみたいなもんですね、何度これに泣かされたことか・・・これがバッティングするとパソコンが激しく調子悪くなり、立ち上がらないなんてことも多々あります。同様にローカルIPアドレスもバッティングしてはいけません・・・ってわかりにくいですね^^;;。住所に例えると同じ住所が二つも三つもあると郵便屋さんはどこへ郵便を届ければいいのかわからなくなってしまいます。それを防ぐために同じ住所がないのと同じように、ローカルIPアドレスもダブらないように設定してあげます。

ローカルIPアドレスは好きなように設定できます。今回はモデムのローカルIPが「192.168.1.1」だったのでそれをそのままに、ルーターを「192.168.1.2」にして、そのまま連番でもかまわないのですが、メインパソコンとサーバーを少し離した番号を設定しました。例えばパソコンを増やした場合やサーバーをもう一台増やしたりするときに連番だと何番がパソコンだっけ?という余計なイージーミスを防ぐことにもなります。例えば

  • 「100.100.100.1」モデム
  • 「100.100.100.2」ルーター
  • 「100.100.100.10」パソコン
  • 「100.100.100.20」サーバー

とするとメモしなくても覚えられそうですね。そして、パソコンを増設するときは「100.100.100.11」、サーバーを増設するときは「100.100.100.21」と一目瞭然ですね^^b。このように自分の分かりやすいように設定してあげてください。もちろんモデム、ルーター、パソコンも自動的に設定されるわけではないので、ローカルIPを設定してあげます。モデム、ルーターは取り扱い説明書をパソコンはネットで検索すればすぐ見つかるでしょう。

自宅サーバーを設置する場合IPアドレスがなにかとつきまとうのでしっかり抑えておきましょう。ルーターとサーバーとの接続はメインパソコン同様ネットワークケーブルにて接続します。ルーターにスイッチングハブ機能(パソコンを複数台繋ぐ機能で、大抵は3~4台同時に繋げられるようにネットワークポート(差し込み口)を3~4個装備しています。)がない場合はスイッチングハブを用意しないといけません。ルーターの次にスイッチングハブを繋げて差し込み口にそれぞれメインパソコンとサーバーを接続します。もちろんサーバー側もネットワークポートがなければいけませんので、ない場合はネットワークカード等の増設が必要となります。

ログイン ユーザ名入力

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インストールの時点で設定してあるので確認ということになります。稀にインストールのときに間違って設定したり、設定した項目がちゃんと反映されていなかったり、未設定の状態のときがあるので確認しておきます。ネットワーク関係で接続できないといったようなトラブルはまずここの設定を確認してみるといいでしょう。

インストールが完了したサーバーを立ち上げると上記のようなログイン画面になりますので、ユーザ名:の入力欄に「root」と入力して「Enter」を押します。

ログイン パスワード入力

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ユーザ名同様パスワードを入力します。パスワードは表示されません。

デスクトップ画面

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ログインに成功するとデスクトップ画面が現れます。ここからあれこれと設定していきます。

ネットワークの設定

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左上のメニューから「システム」→「管理」→「ネットワーク」とクリック。

ネットワークの設定 デバイスタブ

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上記のようなウインドウが開きます。環境によってはネットワークデバイスが「eth0」「eth1」2つ表示される場合があるかと思いますが必ず「eth0」を確認して設定を進めてください。「eth1」に設定したり、あっちこっちに設定したりすると、設定したのにうまくいかない等のトラブルの元になりますので、よく確認の上、設定してください。

「eth0」が選択されていることを確認したら上の方のアイコンの「編集」クリックします。

ネットワークの設定 全般タブ

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すると上記のように切り替わります。

  1. アドレス:192.168.1.13
  2. サブネットマスク:255.255.255.0
  3. デフォルトゲートウェイアドレス:192.168.1.2

と設定してあることを確認します。アドレスというのはローカルIPアドレスのことでサーバーの住所に当たる部分です。ネットワーク構成例にしたがって「192.168.1.13」と入力します。サブネットマスクの詳細は割愛しますが、とりあえず上記のように設定すればOKです。デフォルトゲートウェイアドレスという言葉はパソコンを触ったことがある人なら聞いたときある言葉かと思いますが、乱暴ですがこの場面で一言で言ってしまえばルーターのことです。アドレス同様、冒頭のネットワーク構成例に従い上記のように設定します。全ての設定が終了したら「OK」をクリックします。

ネットワークの設定 DNSタブ

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次に「DNS」タブをクリックして「ホスト名」を設定します。サーバーにわかりやすい名前を付けるということです。所得しているドメインの頭に好きな冠をつけて設定してください。今回はドメインに「web1」としました。なんでもかまわないのですが「www」や「mail」等サーバー設定に出てくる文字は後々間際らしくなるので避けたほうが無難でしょう。

そして、「1番目のDNS」、「2番目のDNS」に契約しているプロバイダーのDNS(ネームサーバーアドレス)を設定します。管理人はtikitikiを利用しているので上の画像のような設定になります。各自プロバイダーの設定を調べてここに設定してください。

詳細は↓こちらをご覧ください。

ネームサーバアドレス(DNS)について設定
マニュアル TikiTikiインターネット

  1. ホスト名:web1.yocchi01.com
  2. 1番目のDNS:218.40.30.13
  3. 2番目のDNS:218.40.30.14
  4. DNSの検索パス:yocchi01.com

設定したらデバイスタブにもどりましょう。

ネットワークの設定 保存

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設定を保存するのでウインドウのメニューの「ファイル」→「保存」をクリックします。

ネットワークの設定 保存確認

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保存したので、再起動してくださいってことです。よくみるとアイコンが並んでいる右側に「起動」と「停止」があるのに気がついたでしょうか?この起動と再起動はネットワークの設定の部分だけの再起動となります。自分だけで好き勝手に使用しているサーバーなら気兼ねなく再起動できますが、規模が大きく利用者も多いサーバーは簡単に再起動というわけにはいきません。商用ならなおさらのことですね。ならどうするのか?そこはさすがサーバー用OSでよく出来ていて、設定を変更した部分のみの再起動が出来る仕組みになっています。サーバーを起動したまま設定変更を反映させることが出来るのです。

で・す・が!、このサイトでは設定したらサーバー自体をOSごと再起動させて設定を反映させていきます。なぜか?答えは簡単です。一番手っ取り早く「簡単・確実」に設定を反映させることができるからです。また、実際にパソコンを再起動しないとうまくいかない場合が多々あるのでトラブル回避のためにも設定したらパソコンを再起動というスタンスで進めていきます。なので参考程度に説明を加える場合もありますが、今後はこのスタンスで設定していきます。

再起動

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では再起動します。「システム」→「シャットダウン」をクリックします。

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確認ウインドウが開きます。再起動するので「再起動」をクリックします。再起動後、再度「root」アカウントでログインしてデスクトップ画面を表示してください。

ブラウザ起動

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デスクトップ画面に戻ってきたら「アプリケーション」→「インターネット」→「Firefox Web Browser」の順にクリックしてWEBブラウザを起動します。

ネット通信確認

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ブラウザが起動したら、どこでもかまわないのでインターネットのサイトにアクセスしてみてください。画面は「http://www.google.co.jp/」にアクセスしてみました。サイトが表示されればOKです。表示されない場合はネットワークの設定に誤りがある場合がありますのでよぉ~~く確認してみてください。

CentOS5 インストールその2

引き続き、インストール再起動後の初期設定を行います。

ようこそ

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ようこそ・・・、RCサクセションの武道館ライブの1曲目の「ようこそ」をビデオで見て、体中がしびれたような衝撃に襲われギターを始めたのが中学2年・・・って年がばれるな・・・ってちがーう!?そうではなくて、CentOS5のインストールが終わりこれから初期設定にはいりますよってことです。ここは何も迷わず「進む」をクリック・・なぜ「次」をやめて「進む」になったのか?・・・。

ファイアウォール

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これはルーターにやってもらうので「無効」を選択して「進む」をクリック。

ファイアウォール警告

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警告ウインドウが開いて本当にいいですか?と問いかけてくる。本当にいいのか?と聞かれると人間不安になるものだが、ここは迷いを振り払い「はい」をクリック。

SELinux

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さらに輪をかけたセキュリティの設定ですが、普通一般的に使う自宅WEBサーバーであれば、ルーターで必要十分です。なのでここも無効で「進む」をクリック。

SELinux警告

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ファイアウォールの項目同様に本当にいいですね?ってことです。「はい」をクリック。

Kdump

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画面に表示されているようにシステムがクラッシュした時に原因となる情報を残すシステムだそうです。管理人も実際に動作確認したわけではないので、確証があるわけではないのですが、いまいち使えないらしいです。WindowsXPの回復コンソールのようなものなのでしょうかねぇ??(ちょっと違うけど・・・かなり??(汗))まぁ、激しくクラッシュしてしまったら、そんなもん役に立たんよレベルってことでしょうかね。とりあえず必要ないので「Kdumpを有効にしますか?」にチェックは入れずに「進む」をクリック。

日時と時刻の設定

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その名の通り日時と時刻の設定です。あとで正確に合わせるのでここは大体合ってればOKです。日時を合わせたら「進む」をクリック

ユーザーの作成

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ここも後で設定するのでスルーして「進む」をクリック。

ユーザーの作成警告

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スルーしようとすると、それじゃいかんですよと警告ウインドウが開きますが、先の通り「続ける」をクリックして次へ進みます。

サウンドカード

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サウンドカードは使用しませんのでそのまま「進む」をクリック。

追加のCD

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ここはインストールするソフトウェアに追加がある場合はCDを入れてインストールしてくださいってことなんですが、インストールするソフトウェアはばっちり選択してあるので、ここもスルーでかまいません。「終了」をクリックします。これで初期設定が全て終わりました。

追加のCD再起動警告

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初期設定を有効にするために再起動が必要との警告ウインドウです。ここは選択の余地はありません。「OK」をクリックして再起動します。

ログイン画面

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再起動後にログイン画面が現れます。これで初期設定が終了しOSのインストール完了です。お疲れ様でした。

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CentOS5 インストールその1

では早速インストールといきましょう。

初期起動画面

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作成したインストールCDをドライブにセットして、起動ドライブをCDドライブに設定してからパソコンを立ち上げてしばらく待つと上記の画面が現れます。

テキストモードがどうのこうのと書いてありますが、ここは気にせずそのまま「Enter」を押して次へ進みます。ちなみにかなり旧式のグラフィックがしょぼしょぼの場合はテキストモードでインストールとなる場合がありますがよほど古いパソコンでなければまず問題ないので、テキストモードのインストールは割愛させていただきます。

CDのチェック

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「Enter」を押した後、インストールプログラムが作動し、上記のような画面になります。「ひぃ~えいごぉ~・・・」と思ったあなた、大丈夫です。ON、OFF程度の英語力と気合で乗り切っちゃいますので・・・。

ここは「インストールCDが見つかりましたので問題がないかチェックしますか?」ということです。おいおい、チェックはダウンロードしたときにしただろーが~・・というあなた正解です。ダウンロード時もチェックしましたが、再度CentOS5自身がインストールCDに問題がないかチェックしてくれます。これは毎回やる必要はなく、1回チェックすれば2回目以降は右側にあるSkip(スキップ)を選択して飛ばしてもかまいません。今回は初めてのインストールという設定でチェックも行います。なのでTabキーで白帯を「OK」のところへ移動させて「Enter」を押して選択。

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メディアチェック画面です。Tabキーで白帯を「Test」に移動して「Enter」を押すとメディアのチェックがスタートします。

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メディアのチェックが開始され、進捗状況が棒グラフで表示されます。のんびり眺めて終わるのを待ちます。

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棒グラフが100%に達しチェックが終了すると、上記画面が現れます。エラーがある場合はエラー表示されますので、そのメディアは焼きなおしが必要となります。焼き直しの後、再トライとなります。成功した場合は「OK」で「Enter」を押して次のメディアのチェックとなります。

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またまたこの画面に戻ってきます。6枚のCDを順次入れ替えてチェックを行い、全てのメディアのチェックが終了したらこの画面の右側のボタンが「Continue」になったものを選択してメディアチェックを終了し、実際のインストールへとなります。

インストール初期画面

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しょぼいテキスト画面からグラフィカルなインストール画面切り替わります。ここから本当のインストールの設定を行います。まずは初期画面では何も考えずに「Next」をクリックします。

言語の選択

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まずは使用言語の選択です。「俺って、え~ぺらなのさ!」という方は英語を、「昔中国に住んでいて・・・」という方は中国語を、それぞれお好きな言語を選んでください。ここでは日本語を選択して、以後日本語を選択した上での説明となりますのでご了承ください。「Japanese(日本語)」を選択してから「Next」をクリックします。

キーボードの選択

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次にキーボードの選択です。先程選択した言語同様「日本語」を選択してから「次」をクリックします。う~ん・・やっぱり日本語は落ち着く・・。

ドライブ初期化警告

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ハードディスクの状態によって上記警告が出る場合があります。いずれにしろ、ハードディスクにインストールするわけですから「はい」を選択して次へ進みます。心配な場合はインストールを終了し、ハードディスクに重要なファイル等が残っていないか?をよく確認して、バックアップを取る等してから再度トライしてください。ここは「はい」→「次」をクリック。

ハードディスク初期化

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ハードディスクの初期化レイアウトの設定を行います。上記画面の通り「選択したドライブ上のすべてのパーティションを削除してデフォルトのレイアウトを作成します。」を選択して「次」をクリック。

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全データの削除警告ウインドウが開きます。先程も警告がありましたが、ここで「はい」をクリックするとハードディスク内の全データが消えます。重要なファイルがハードディスク内にないことをよく確認しておいてから「はい」→「次」をクリックします。

ネットワークデバイスの設定

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ネットワークデバイスの設定です。「編集」をクリックします。

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いきなり英語のウインドウが開きますがびびらなくても大丈夫です。「Enable IPv4 support」にチェックを入れ、「Manual configuration」にチェックを入れて「IP Address」は、サーバーのローカルIPアドレス「192.168.1.12(例)」を入力します。「Prefix(Netmask)」にはネットマスク「255.255.255.0(例)」を入力します。

※IPアドレスの設定方法は「ネットワークの初期設定」で解説していますので参考にしてください。

「Enable IPv6 support」のチェックははずします。設定が完了したら「OK」をクリックします。

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ゲートウェイ「192.168.1.2(例)」、1番目のDNSと2番目のDNSは契約しているプロバイダーのDNSを入力します。入力が完了したら「次へ」をクリックします。

タイムゾーンの設定

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タイムゾーンの設定をします。おそらく言語とキーボードの選択の設定から地域を割り出し、すでに「アジア/東京」と入っているので、ここはそのままで、「システムクロックでUTCを使用」のチェックをはずしてから「次」をクリックします。

rootパスワードの設定

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rootパスワードの設定です。ここはものすごく重要で必ずメモを取ってなくさないようにします。安易なパスワードを避け、確認を含め2回入力します。後々このパスワードがわからなくなるとインストールし直しの事態に陥りますので、付箋紙等にメモしてモニターに貼り付けるなり、ノートに書きとめておくなりして厳重保管をしてください。さすがにここだけはおちゃらけなしです。

インストールするソフトウェアの設定

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インストールするソフトウェアの設定です。ものぐさWEBデザイナー用のWEBサーバーとして必要最低限のものをカスタマイズして選択しますので、真ん中下の方にある「今すぐカスタマイズする」のラジオボタンにチェックを入れて「次へ」をクリックします。

デスクトップ環境

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画面に表示されている「GNOMEデスクトップ環境」にチェックを入れます。(他はチェックをはずす)

アプリケーション

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「エディタ」、「グラフィカルインターネット」、「テキストベースのインターネット」を選択します。(他はチェックをはずす)

開発

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実際使わないかもしれませんが、もしかしてサイト構築にちょっと使用するかも?的レベルで保険の意味を込めて「java開発」、「Ruby」、「開発ツール」、「開発ライブラリ」を選択しておきます。(他はチェックをはずす)

サーバー

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こいつがなくっちゃ~お話になりません。一番重要部分です。「FTPサーバー」、「MySQLデータベース」と選択してから右下の「オプションパッケージ」をクリックします。

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「MySQLデータベースにあるパッケージ」を選択するウインドウが開くので「全て」選択して「閉じる」をクリックします。

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続いて「PostgreSQLデーターベース」も「MySQLデーターベース」と同じように「オプションパッケージ」をクリックして「全て」選択します。引き続き「Webサーバー」、「Windowsファイルサーバー」、「サーバー設定ツール」と選択します。

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スクロールさせて「メールサーバー」と選択して、「オプションパッケージ」をクリックします。

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「postfix」と「sendmail」に追加でチェックを入れて「閉じる」をクリックします。以上でサーバの選択は終了です。

ベースシステム

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「java」、「X Window System」、「システムツール」、「ベース」とクリックしてから、スクロールさせて・・

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「管理ツール」を選択する(他はチェックをはずす)。

「クラスタリング」、「クラスタストレージ」は選択しません。

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「言語」はデフォルトで「日本語」が選択されているのでそのままでいいでしょう。全ての選択が終了したら「次」をクリックします。

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「言語」はデフォルトで「日本語」が選択されているのでそのままでいいでしょう。全ての選択が終了したら「次」をクリックします。

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実際にインストールに必要なCDが画面に表示されます。インストールメディアはばっちり準備済みのはずですので、「続行」をクリックします。

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インストールが開始されます。

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ある程度進むと、CDがドライブより排出され、次のディスクを要求されますので、CD-ROMに次のディスクセットして「OK」をクリックします。

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これでインストール完了です。「再起動」をクリックして再起動後に初期設定を行います。

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CentOS5 インストールCDの準備

公式サイトへアクセス

まずは、インストールCDの準備をしなくちゃいけません。有償のOSのようにあらかじめインストールCDが用意されているわけでもなく、天からふってくるわけでもありません。自分でインストールCDの準備をしなくちゃいけません。おおまかな流れを説明すると、CentOS5の公式サイトにアクセスして、イメージの置いてあるサイトを探し、イメージをダウンロードしてきます。CD6枚分もあるので結構大変だったりもします。そしてダウンロードしたイメージをCDに焼きます。その後やっとインストール作業に入ります。では、細かく説明していきます。まずは下記サイトにアクセスしましょう。

CentOS5公式サイト
http://www.centos.org/

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「Download:i386」を探す

おいおい、いきなり英語かよ~・・・と嘆いたあなた、大丈夫です。DSの「もっと英語漬け」でいくら勉強してもいっこうにLV3から脱出できない管理人が大丈夫だったのですから、英語を見るとじんましんが出るとかのたぐいの方でなければ大丈夫です。下の方にスクロールしていくと「CentOS5 Releases」という項目の下の方に「Download:i386」という文字がありますので「i386」をクリックします。64ビットCPUをお使いの方はその右の「x86_64」をクリックしてください。

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ダウンロードサイトを選択

クリックすると、下記画面に移ります。いくつかFTPサイトのURLが表示されていて、どこでもかまわないんですが、お勧めは「独立行政法人・理化学研究所」の
http://ftp.riken.jp/Linux/centos/5.9/isos/i386/
です。ただ、とても有名どころであり、混んでいるときが多いらしいので、うまくつながらないときは他を試してみてもいいでしょう。

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ダウンロードファイル

クリックすると下記のような画面に移動します。

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ここまできたら必要なイメージファイルをクリックしてダウンロードするだけです。「irvine(http://hp.vector.co.jp/authors/VA024591/)」等のダウンロードツールを利用すると効率よくダウンロードできるかと思います。やりやすい方法でダウンロードしてください。必要なファイルは画面に赤矢印で示した
CentOS-5.3-i386-bin-1of6.iso
CentOS-5.3-i386-bin-2of6.iso
CentOS-5.3-i386-bin-3of6.iso
CentOS-5.3-i386-bin-4of6.iso
CentOS-5.3-i386-bin-5of6.iso
CentOS-5.3-i386-bin-6of6.iso
md5sum.txt
です。最後の「md5sum.txt」というのは後ほど説明しますが、ダウンロードしたファイルが正しくダウンロードされているかをチェックするファイルです。

ここで、よく見ている人は気が付いたと思いますが、あれ?DVDイメージもあるじゃん!こっちの方が一発で簡単じゃね?と思った方はびみょ~に正解です。

もちろんこれでも「DVDが読み込めるパソコン」ならなんら問題なくインストールすることは可能です。っが、しかーし、自分のメインマシンにCentOS5を入れようという方は稀だと思います。普通に考えれば、サブマシンや、昔使っていて投げっぱなしになっているパソコンに入れることが普通一般的な使い方になるかと思います。そういった1世代2世代前のパソコンを利用しようとすると、DVDが読めない場合は少なくありません。ならどっちに転んでも利用できるCDでインストールメディアを作っておけば、ゆくゆく「あ~そぉ~だったぁ~・・・」ということを回避できます。もちろん、「俺は最新鋭のサーバーマシンを持っててDVDなんか読めるんだよ!」という方はDVDを選択してもかまいません。

なので、ここではCDでインストールメディアを作成します。 もひとつ、イメージファイルをダウンロードする際、いろいろなサイトで配布しているので自分で検索してダウンロードしてもなんら構いません。そこで5.1や5.2というイメージファイルを見かけることもあるかと思います。ヘビーユーザーの人なんかでプログラムは一つ前の安定版を心がけている人もいるかと思いますが、これはあまりお勧めしません。5.1でもなんら問題なくインストールできますし、使用に問題もありません。ただアップデート後は5.1も5.2も5.3も同じ状態になります(多分・・・(汗))。5.1のアップデートは2時間前後かかり、5.2のアップデートは30分前後で終わります(管理人のADSL環境はダウンロード速度がMAX350k程度)。ならアップデートに時間のかからない5.3を選ぶのが得策と言えます。なので、このページでは5.3のイメージファイル作成をお勧めします。

「wMD5sum Ver 1.4.0」

では、つぎにダウンロードしたファイルが正しくダウンロードできたか?を確認します。「KK.Konのホームページ」よりツールをダウンロードしてきます。トップページから「公開ソフト」→「wMD5sum」→「wMD5sum Ver 1.4.0 のダウンロード」とクリックしていきファイルをダウンロードします。ダウンロードしたファイルを解凍し、「wMD5sum.exe」を起動します。

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上記のような画面が起動しますので真ん中下の「読込」ボタンをクリックします。

 

ファイルの種類に「All Files(*.*)」を選択して、イメージといっしょにダウンロードしてきた「md5sum.txt」を読み込みます。「開く」ボタンをクリックします。

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見つからなかったファイルの数:2と表示されますが、問題ありません。ダウンロードしてきた6つのイメージファイルが表示されていればOKです。では、チェックを開始しますので、「開始」ボタンをクリックします。

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ファイルのチェックが開始され、緑のグラフが進捗状況を表示します。MD5状態のところに「OK」が表示されれば問題ありません。

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ファイルのチェックが終わり、MD5状態に全て「OK」が表示されれば完了です。ここでエラーが出た場合はエラーが出たファイルを再度ダウンロードしなおします。チェックが終了したファイルをライティングソフトでCDに書きます。ここで1点注意することがあります。書き込み速度をライティングソフトで調整し、最高速度にしないで、一段階速度を下げた「24倍速」や「16倍速」等で焼くことをお勧めします。最高速度で焼くとメディアにもよりますが、焼きミスを起こす場合が少なくありません。また、24倍速や16倍速でも十分焼き終わるのを待っていられるレベルの時間です。今後、作成したCDを利用して何度もインストールを行うと思いますので、より確実に作業を進めるためにも、焼く速度を下げてイメージファイルを焼くことをおすすめします。

以上、インストール用のCDの準備でした。お疲れ様でした。

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CnetOS5 はじめに

まず、CentOS5とはなんぞや?ってことですね。Linux(リナックス)と呼ばれるサーバー用OSのディストリビュージョン(まぁいろいろなバージョンがあるってことですね)のひとつです。もともとはRedHatと呼ばれるWindowsのように、サポートもしっかりした有償のサーバー用OSがあるのですが、そのRenHatからRedhat社が権利を所有する部分を取り除いたフリーのサーバー用OSがCentOS5です。つまり無料のOSということです。フリーというと大したことできないんじゃないの?と思われがちですが、そんなことはあ~りません。CentOS5を使えば本格的なサーバーを構築することもできちゃうのです。Linuxの歴史やサーバー用OSのうんちく等はここよりもっとすばらしいサイトがたくさんあるのでググッってみてください。

で、そのCnetOS5を使って何をするのか?というと、WEBデザイナーのための自宅サーバーを構築してしまおう!ってことです。もちろんただ単に極力簡単に自宅サーバーを立てたい!なんて人にもいいかもです。管理人もめんどいのは苦手な方なので細かいうんちくを抜きにして、とりあえず、CentOS5をこう設定すれば普通一般的にセキュリティも安心な自宅サーバーを立てられるという方法を説明していきます。そして、設定等の進め方に関して管理人もサーバー管理者を目指しているわけではなく、あくまでWEBデザイナーなのでコマンドラインなんてめんどいものは極力避け、可能な限り視覚的に設定も簡単なグラフィカルユーザーインターフェイスにて設定を進めていこうというのがスタンスです。なのでサーバーの勉強をしたいという方にはここは不適格なサイトとなるでしょう。

WEBデザイナーの方で、CGIであれこれ試してみたいことがあるとか、とにかくなるべく簡単に自宅サーバー立てたいなど、自分でやりたい放題が出来る自分専用の自宅サーバーをCentOS5で立ち上げてみませんか?

参考サイト「初心者向けLinuxサーバー構築講座・お便利サーバー.com

obenri

すばらしいサイトです。CentOS5の入門本は不要です。このサイトをブックマークに入れておけばCentOS5のことはバッチリです。ちなみにこのサイトはほとんどお便利サーバー.comの受け売りなのです^^;。ただし、ものぐさWEBデザイナー用にGUIでの設定にカスタマイズしてご紹介しています。

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